広大な十勝平野をドライブしながら各所を撮影してきた
北海道にも、ようやく春の足音が聞こえてきました。
木々の根元には春の訪れを感じさせる根開きが始まっています。
根開きとは、木々の周りの雪が解けていく春に見られる現象で、木の方が暖かい為に見られるんだとか。
道路の雪もすっかりと解けて走りやすいです。
この時期からスピードの取り締まりがチラホラと始まる時期ですので、皆さんも安全運転を心がけましょう。
最初に向かったのは豊頃町のジュエリーアイスが見られる大津海岸。
去年は3月の上旬まで見られたので様子を見に向かいます。
浦幌町を走っていると”八幡神社”の鳥居が目に入りました。
この道は何度も通っていますが、神社がの存在に初めて気が付きました。
趣のある木々を撮影してみたよ
鳥居から手を合わせてお邪魔しました。
この神社には、なかなか趣のある木々がありました。
所々雪が深くズボっと埋まってしまい、上手い事構図が決められません。
木の陰全体が入らないのが少々残念ですが、太陽の位置が中々良い位置にありました。
ちょっとゴーストも入り込んでしまっています。
十勝らしい防風林が続く光景
防風林が長く続く風景も十勝ならではです。
こんな風景が当たり前のようにある十勝ってホント素晴らしいなぁ~
今年のジュエリーアイスは既に終了。去年程の大量漂着にはならなかった
11:00頃、豊頃町の大津海岸に到着。
ですが、どこにもジュエリーアイスはありません・・・
前回来た時もそれほど良い状態のジュエリーアイスが見つからず心配はしていたのですが、ここまでとは・・・
先日の時化で殆どのジュエリーアイスに砂がかぶってしまったようです。
波打ち際には、波で洗い流されたジュエリーアイスの欠片があるだけでした。
それほど期待は無かったのですが、ここまで無いと少々ガッカリです。
帰りに十勝川を見たら完全に結氷が落ちていたので今年はもう終わりですね。
夕日の落ちる十勝牧場の白樺並木
帯広まで車で走るとなんだか雲行きが怪しい。
今回、メインで撮影したかった十勝牧場の白樺並木に向かいます。
しかし、16:00頃には突然雪まで降りだし、撮影は絶望的です・・・
ところが、音更町に入ったところでピタリと雪が止み、日差しもみえてきた!
十勝牧場の白樺並木に着いた頃には若干青空も戻っていました。
冬のこの景色は初めて見ます。
約、1.3kmも続く並木道でドラマのロケにも使われた事もあり、音更町の美林としても指定されています。
早速撮影してみますが、超広角で撮るか望遠で撮るか悩みました。
陽が落ちる並木道
日没間際を狙って撮影してみました。
薄い雲が掛り、ピカーっとした光芒が見れなかったのが残念ですが、牧場が夕日に染まる光景は、本当に素晴らしい光景です。
ここは、春夏秋冬を通じて撮影に来たい場所となりました。
撮影を振り返って
ジュエリーアイスが既に終了していいたのは本当に残念でしたが、夕日が落ちる白樺並木を見ることができて良かった。
十勝は何度来ても良いですね。
郊外に出れば、日高山脈を背景にした防風林や牧場の風景などが広がっており、撮影したくなる場所が本当に多いですね。
腕を磨いて、これぞという一枚を撮影してみたいです。